ブログでオススメの商品を紹介したり、使ったサービスをレビューすることがありますが企業の公式サイトより検索順位で上にいくことはどうしても出来ないんですよね。
Web広告の仕事でリクルートの求人サイト(タウンワークなど)より上位表示させるべくSEO、リスティング広告で億単位のお金をかけて勝負したことがありますが完敗でした。
真っ向勝負すること自体が間違っている事に気がつきましたが、公式サイトと戦わなければアクセス数が伸びないのでどのように戦っていくかを紹介します。
企業の公式サイトと戦うブログ戦略とは
個人ブログが公式サイトより検索上位にくることは正直無理です。
ついこの間Googleアップデートで公式サイトが比較的上位にきました。個人ブログは結構なダメージがありましたね。
そんな状況の中アクセス数を出す為の手法はただ1つ!
企業で書けないことを誰よりも分かりやすく書けばいい。戦略はそれだけです。
企業サイトの下に表示されるように食らいつくだけです。言葉では簡単ですが実践すると中々難しいので、私が実施してきた戦い方を紹介します。
仕事で行った成功例を書きますが、この戦い方は個人ブログでも活かせると思うので参考にしてみてね。
[1]ビッグワードは狙わない
リクルートに勝負を挑んで学びましたが、最初から勝てない勝負はしない方がいいです。
誰でも知っているビッグワードやサービス名では最初から1位を狙ってもほぼ無理です。個人ブログで10位以内に入るのも難しくなっているのでビッグワードは捨てましょう。
2ワード、3ワードに絞って複数記事を書くべきですね。
ユーザーは必ず複数のサイトを見比べています。
公式サイトを見た後に他のサイトも比較して読むので読まれた時に誰よりも分かりやすいブログにしている事が重要です。
例えば「タウンワーク」というキーワードで対策する場合、検索1位にくるのは「タウンワークの公式サイト」になります。2位は狙えますが、そんな甘い世界ではないのでビッグワードは捨てましょう。
2ワード以上のキーワードで絞って記事をくと、
- タウンワーク エリア
- タウンワーク cm
- タウンワーク 社員
など様々なキーワードがあります。
キーワードの調べ方は関連キーワード取得ツールで候補を調べることができますよ。

2ワードの記事を20記事以上書き、内部リンクで移動できるようにすれば2ワードでも10位以内に入るページが出てくるはずです。
これが1つ目の対策です。
私はこのやり方で2位(公式サイトの次に掲載)を獲得したページを複数作れました。50記事以上はページを作った気がします。
[2]失敗談やデメリットを書く

これが一番差別化できるポイントで私がよく実践している内容です。
企業の公式サイトはサービス内容とオススメポイントなどを中心に紹介しているので、失敗談などの悪い内容は書けないんですよね。
実際に検索しているユーザーはサービス内容の他に評価(口コミ)が知りたいので実際に使って気づいた事を書きましょう。
特にデメリットは公式サイトでは掲載しにくい内容です。ここが個人ブログが優位になることだと思います。
いいこと、悪いことをしっかりと明記する事によってブログの価値が大幅にあがりますよ。
Amazonや楽天で商品を買うときも必ず口コミや評価点を確認すると思いますが、それと同じですね。口コミを細かく書いてあげることで最終的なコンバージョンに繋がると思います。
実際に私はレビュー記事を書くときは必ずデメリットを書くようにしています。デメリットと悪いことを書きにくい場合は「注意点」という書き方にして気をつけるポイントを書くようにしています。
このブログで例えるとこの記事はデメリット部分をしっかり書いています。

[3]競合との比較を書く
これも公式サイトでは出来ないことなのでぜひオススメしたいです。競合サイトとの比較を書くことで購入しようとしているサービスや商品の良さが分かりやすくなるんです。
何が優れていて、何がダメなのか。これは比較して初めて分かることなので重要ですよ。
また例をあげますが、タウンワークの比較は「リクナビnext」や「バイトル」「FromA」など。
こことの比較を書いてそれぞれのメリット・デメリットを書いてあげるとユーザーにとっては分かりやすいので読んでくれると思います。
まとめ記事でもいいですし、2つのサービスや商品を比較するのでもいいです。ユーザーも必ず比較はしているはずなので分かりやすく書きましょう。
このブログで例えると比較記事はコチラ。

以上が私が実践している対策です。
理想を追い求めて
公式サイトが書けない内容を丁寧に分かりやすい書く。これが理想です。
ただ、実際書くとかなり難しいんですね。2ワードの記事を書いて内容を充実させる事を繰り返す地道な作業です。
実際にこのブログでも実験していますので結果が出たら記事を書きますね。
公式サイトに食らいついていくには努力が必要です。簡単に上位表示されるはずがないので理想を追い求めて記事を書き続けましょう。
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